エアコンを久しぶりに試運転【暖房編】
2022年11月17日
エアコンスイッチオンテスト
エアコンメーカーさんが行った「エアコンスイッチオンテスト」によると、エアコンの試運転実施率は30.7%。
約7割の人がエアコンの試運転をせずに使用していることになります
「実際にエアコンを使用してみて、カビによる臭いが気になってクリーニングを依頼されるケースが圧倒的に多いですね」
プロの実感としても、シーズン前に試運転をしない人のほうが多いような気がします
エアコンの試運転は何故必要なの?
そもそもエアコンの試運転は必要なのでしょうか?
エアコンをしばらく使っていない場合、故障やカビの臭いの確認をするために、試運転をすることをおすすめしています
エアコンが必要なシーズンに入ってエアコンを使用し、そこで初めて臭いや故障等のトラブルに気づいても、すでにクリーニングや修理業者は繁忙期に入っています
繁忙期は依頼をいただいてもすぐに対応することが難しく、お客さまをお待たせする場合があります
試運転をする時期としては、エアコンを本格的に使用する1、2ヶ月前が理想的です
前述のメーカーさんによる調査でも、エアコンの点検・修理の際に困ったエピソードとして以下が挙げられており、修理までに日数がかかってしまうことを不便に感じた人が多いようです
エアコンの点検・修理の際に困ったエピソード
・真夏にエアコンが壊れたにもかかわらず修理まで数日待たないといけなくなり、その間エアコンが使えず困った
・本シーズンに入った直後の故障が何度かあり、そういう時期は電気店も大抵多忙なので、なかなか修理に来てもらえず大変なことがあります
・週末に故障したため、サービスマンが点検に来るまでに日にちがかかった
・本シーズンに入った直後の故障が何度かあり、そういう時期は電気店も大抵多忙なので、なかなか修理に来てもらえず大変なことがあります
・週末に故障したため、サービスマンが点検に来るまでに日にちがかかった
エアコンの試運転の手順
1. エアコンの電源を入れる
2. リモコンで操作する
3. 冷房は16~18℃、暖房は30℃で30分運転する
(室内の温度と設定温度が近いと、試運転中に運転を停止してしまう場合があるため、最低温度or最高温度に設定を)
2. リモコンで操作する
3. 冷房は16~18℃、暖房は30℃で30分運転する
(室内の温度と設定温度が近いと、試運転中に運転を停止してしまう場合があるため、最低温度or最高温度に設定を)
エアコン試運転時のチェックポイント
・電源が入るか
・冷たい風or暖かい風が出るか
・リモコン操作でルーバーが上下左右にきちんと動くか
・異臭や異音がしないか
・異常を示すランプが点灯していないか
・室内機から水漏れが発生していないか
・カビが生えていないか
・自動お掃除機能付きエアコンの場合、お掃除ロボが動くか
・冷たい風or暖かい風が出るか
・リモコン操作でルーバーが上下左右にきちんと動くか
・異臭や異音がしないか
・異常を示すランプが点灯していないか
・室内機から水漏れが発生していないか
・カビが生えていないか
・自動お掃除機能付きエアコンの場合、お掃除ロボが動くか
「プロによるエアコンクリーニングの際にも、上記のポイントは最初にチェックします。故障している場合は修理が必要となるため、家庭でエアコン掃除をする場合も、まずは試運転をしてから掃除に取り掛かるのがおすすめです」
家庭用エアコンは安いものでも数万円はすることから、生活家電の中でも高額な電化製品といえます。できれば故障が原因で買い替えたりすることなく、使い続けたいですよね。
故障を防ぐために日頃から家庭でできることは「フィルターなど外すことのできる仕様になっているパーツは、定期的に洗浄した方がよいと思います。フィルターの掃除は、お風呂場などでシャワーを使って丸洗いすると簡単かつ楽にほこりを取ることができます。ただし、それ以外のパーツを自分で分解洗浄すると、故障につながる場合があるためやめたほうがよいでしょう」
そのほかの注意点として「エアコンの稼働中に吹き出し口の中を掃除したことにより、中のファンが故障したという事例を聞くことがあります。エアコン内部の掃除をする時は安全のために電源を切った状態にすることをおすすめします」
またカビの発生を抑える方法として、「特に冷房使用時になりますが、エアコン使用後に1時間~2時間ほど、送風モードにしておくとエアコン内部を乾燥させることができ」カビ対策になります
一度発生したエアコン内部のカビを、自分で除去するのは難しいもの。カビ発生を抑えるために、ぜひ実施したい豆知識ですね
まとめ
エアコンを本格使用する1~2ヶ月前に試運転をすることで、シーズン前に故障を発見、繁忙期を迎える前に修理依頼をすることが可能です。
また、試運転をしてみてカビによる臭いやエアコン内部のほこりが気になる場合は、プロによるエアコンクリーニングサービスを利用するのもよいでしょう
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